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【音楽関係多し】アイルランド、ダブリンが舞台の映画

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アイルランドについて

アメリカやイギリス映画はよく観るけど、アイルランド映画ってあまり知らないな、という方は必見。今回はアイルランドが舞台の映画をご紹介したいと思います。

アイルランドへ渡航予定もしくは滞在中、単にアイルランドに興味があるという方は是非このままお読み下さい。

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アイルランドが舞台の映画

ダブリン上等!(Intermission)

まず一発目はこちら、泣く子も黙る「ダブリン上等!」!

ダブリン上等!(原題 : Intermission)
 公開  2003年 (ダブリン)
 監督  ジョン・クローリー
 キャスト  コリンファレル、キリアン・マーフィ、ケリー・マクドナルド、デヴィッド・ウィルモット、マイケル・マケルハットン、シャーリー・ヘンダーソン 他
 あらすじ
 アイルランド、ダブリン。温かい家庭を夢見て人生設計中のチンピラ、レイフは、目的のためには女性店員を殴り、レジの金を盗むことも厭わない。スーパーの従業員ジョンは、恋人のデイドラを試すつもりで別れ話を切り出したら、本当に別れることになってしまい、しかも彼女がすぐに妻子持ちの中年男とデキてしまったと知り二重のショックを受ける。モテない男オスカーはそんなジョンの打ち明け話にあきれ顔。デイドラの妹サリーは失恋の痛手から口ひげを生やして殻にこもり、バスの運転手ミックは横転事故を起こし、弁明むなしく解雇される。チンピラ、レイフにつきまとうマッチョな刑事ジェリーは楽しみにしていたテレビ出演がご破算になり意気消沈。誰もが行き詰まりの状態にあえぎ、ついに事態は暴走を始める…。[allcinemaより引用]

ダブリン渡航前のイメージは後述する「コミットメンツ!」と、この「ダブリン上等!」が筆者の頭の中では占めていました。

“荒っぽい””破天荒””ヤンチャ”…そんな形容詞が思い浮かびます。

欧米の友人の評価

欧米系の方たちにも評価高かったです。元々この作品はアメリカ人の友人に薦められて観ることになったのですが、後々アイルランド人の友人も「え!Intermisson観たの?めっちゃ面白いやろ?!」と得意気でした。

※作品が深い、、素晴らしい、という面白さと言うよりは、イカレた奴らがドラマを繰り広げてブっ飛んでるから面白いという感じです。(笑)

エピソードがイカレている

本作品は本筋のストーリーもハチャメチャですが、登場人物ひとりひとりのエピソードもブッ飛んでいます。
よくこの役を引き受けたなぁと思うのが失恋のあまり、鼻の下に生えてきている毛(=ヒゲ)の存在さえ否定する女の子演じる、シャーリー・ヘンダーソンさんですよ。
当時もっと若いときにこの作品を見たので、「おぉ、ヒゲ…」とドン引きした覚えがあります(笑)

ちなみに失恋は失恋でも結構ヤバい失恋の仕方です。日本だと大問題になるでしょうね。
まぁ、それはまだ観ていない方の為に伏せておきます。


ちなみにこのシャーリーさんはイギリス人です。
そして彼女は、ハリー・ポッターシリーズでお馴染みの”嘆きのマートル”役も好演されています。その他、有名どころでは「ブリジット・ジョーンズの日記」です。

主役はコリン・ファレル?

この作品の冒頭から出てくるし、コリン・ファレルが主演とも書いてるのですが、ストーリーを見ていくとコリンよりキリアン・マーフィかなと思います。


そして、筆者はこの作品のせいでコリン・ファレルのイメージは”怖い人”です(笑)

 参考  アイルランド人の有名人【アイルランド渡航前にチェックしよう】

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ザ・コミットメンツ(The Commitments)

さて、お次はこちら。

裏ピースはしちゃダメ。

ザ・コミットメンツ (原題 : The Commitments)
 公開  1991年 (ダブリン)
 監督  アラン・パーカー
 キャスト  ロバート・アーキンズ、アンドリュー・ストロング、マイケル・エイハーン、アンジェリナ・ボール、マリア・ドイル・ケネディ、デイヴ・フィネガン、ディック・マーシー、フェリム・ゴームリー、ブロナー・ギャラガー、グレン・ハンサード、ジョニー・マーフィ、ケネス・マクラスキー 他

 あらすじ 

ロディ・ドイルの原作を基に、アイルランドの首都、ダブリンを舞台に、素人のソウル・バンド”ザ・コミットメンツに集まった若者たちの青春像を描いたドラマ。友人と共に本格的なソウル・バンドの結成を夢見たジミーは、新聞に広告を載せ仲間を集う。しかし、集まってきたのは期待外れの奴ばかりで……。 [Amazon より引用]

はい、アイルランドが舞台の映画で一番好きな作品「ザ・コミットメンツ」です。
本当に全員、俳優なの?ミュージシャンじゃないの?と疑うくらい音楽演奏レベルが高いのが特徴です。しかも、音楽も抜群にカッコイイ。ソウルミュージックがお好きな方は是非見て下さい。

あと、アイルランドへ留学を計画している人も必ず見ましょう。
妖精がどーのこーのの変な憧れはぶっ壊れます。(※)
※アイランドは妖精が存在すると信じられている、というファンタジーな側面もあります。

この時代のアイルランドってまじで貧乏だった、、、(現代も?)というのを実感できます。

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シング・ストリート 未来へのうた (Sing Street)

シング・ストリート 未来へのうた (原題 : Sing Street)
 公開  2016年 (ダブリン)
 監督  ジョン・カーニー
 キャスト  フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー、エイダン・ギレン、ケリー・ソーントン、ベン・キャロラン、マーク・マッケンナ、パーシー・チャンブルカ、コナー・ハミルトン、カール・ライス、イアン・ケニー 他

 あらすじ 

1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった――。[シングストリート公式サイトより引用]

2016年公開だけあって、他の作品と比べると比較的最近の作品です。
結構、日本でもCMが放映されていたので観た方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、舞台は1985年。まだ、アイルランドは宗教の関係(キリスト教・カトリック)で夫婦が離婚もできない状態のときですね。(悲惨だ…ちなみに1996年に離婚禁止を廃止されています。)

一方、音楽シーンはどんな時代を迎えていたかと言うと、UKポップがかなり盛んな時期。
デュランデュランやカルチャークラブといったイギリス出身バンドが、奇抜なファッションや独特の世界観でMV(ミュージックビデオ)界の話題をかっさらっていた時代です。


ちょうど、その頃アメリカのMTVが設立されたのが大きかったようです。MTVとは … ミュージック・ビデオをひたすら流す局。今でこそYouTubeで好きなバンドのMVは無限に見る事ができますが、当時はこれしかなかったんですよね…。

シング・ストリート : 音楽に興味がなくともおすすめします

この作品は先に紹介した「ザ・コミットメンツ」よりもポップな感じで、音楽に興味が無くとも楽しめると思います。
音楽もソウルではなく、(アイルランドですが)UKポップを倣っているので聴きやすいかと。

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アイルランドが舞台の映画 : おわりに

ひとこと付きで紹介しようと思ったらなんだか長くなったので、詳細は個別で語ろうと思います。

主に80~90年代のアイルランドになりましたが(その頃は変革時なので、作り手も語ることが多いのでしょう…)是非、あなたの「今度観る映画リスト」に追加して頂ければと思います。

渡航予定がある方や音楽好きは絶対観よう!

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